そんな疑問を持っている方、実は多いと思います。
発酵食品は健康に良いといわれていますが、その理由についてご存じの方は少ないという印象です。
しかし、せっかく発酵食品を摂るなら、どう健康に作用するのか知っておきたいですよね?
発酵食品とは。どんな種類があるの?
発酵食品とは、微生物の力を借りて発酵させた食品をいい、発酵に使われる微生物は、細菌、酵母、カビの3種類となっています。
では、私たちの身近にはどのような発酵食品があるのでしょうか。
味噌、醤油、酢などの調味料
味噌、醤油、酢といった調味料は、古くから私たち日本人と馴染みが深い食品です。これらの発酵食品はわざわざ摂ろうと思わなくても、みそ汁や刺身、酢の物などで自然に摂ることができている方がほとんどでしょう。
ぬか漬け、キムチなどの漬物
ぬか漬けやキムチなどの漬物も発酵食品に分類されています。しかし、漬物には好き嫌いがあるため、避けて通る方も少なくはないでしょう。そのような方は、漬物をそのまま食べるのではなく、お茶漬けにするという方法がおすすめです。
キムチなら、キムチ鍋という選択肢もありますね。
ヨーグルト、チーズ
ヨーグルトやチーズも発酵食品に分類され、ヨーグルトは食後のデザートやおやつ、チーズもおやつやお酒のつまみとして大活躍しています。これらの食品も、私たち日本人と馴染み深いため、比較的摂りやすいのではないでしょうか。
発酵食品が良いとされる理由は?
発酵食品が健康に良いとされているのは、発酵食品には以下の作用があるからです。
免疫力アップ
味噌や醤油、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品に含まれる乳酸菌は腸内環境の改善に役立ち、免疫力アップを期待できるとされています。
コレステロール値の正常化
酢に含まれる酢酸菌には、コレステロール値の正常化に役立つといわれています。悪玉コレステロールが増えると、血管内が詰まりやすく、動脈硬化が起こりやすくなるといわれています。
そして、それを防ぐため対策としておすすめなのが、積極的に酢を摂るということです。
さらに、酢酸菌には脂肪を減らす作用もあるといわれているため、体脂肪を減らしたい方も、努めて酢を摂ってみると良いでしょう。
肌荒れ改善
味噌や醤油に含まれる麹菌には、肌荒れ改善作用があるといわれています。味噌や醤油にはあらゆる種類がありますので、用途に応じて使い分け、肌荒れ改善を目指しましょう。
まとめ
今回は、発酵食品の種類と、発酵食品が健康に良いとされる理由についてご紹介してきました。ご紹介してきた発酵食品は、どれも私たち日本人にとって馴染み深いものばかりですので、意識して摂取することを心がけ、体の内側から健康を目指してみてはいかがでしょうか。