毎日仕事をして疲れているのにいざ夜になると眠ることができなくて体力が持たない……
このようなお悩みになったことがある方も多いのではないでしょうか。
時間に余裕があるのに眠りが浅く目が覚めてしまったり、いつまで経っても寝られない時は、まずは寝やすい環境・体調に整えることを意識しましょう。
安心して体を休める4つのコツ
寝室にスマホやPCを持ち込まない・電源を切る
寝る直前までPCでゲームしたり、スマホでネットを見たりするのは現代人あるあるです。
ですが、モニターの強い光は脳を覚醒状態にする作用がありますし、アクティブなゲームをしたりSNSなどで盛り上がったりすると脳が休まらず眠気も遠ざかります。
また、不安症ぎみな方は寝る前にネットを見たり、他人とやり取りすることでネガティブな気分に陥って寝付きが悪くなる可能性もあります。
感情が高ぶったり不安になって眠れなくなるタイプの方は、なるべく寝室にはスマホやPCを持ち込まないようにしましょう。
夕方以降はカフェインの含まれる飲食物を避ける
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには神経を刺激し、脳を覚醒させる作用があります。
仕事前に飲むとスッキリしますしリラックス効果もあるのですが、これから就寝が控えているタイミングで摂取すると寝付きが悪くなることが考えられます。
摂取したカフェインはしばらく身体に留まり作用し続けるため、16時頃を過ぎたらコーヒーや紅茶類は控えデカフェ飲料や水、ハーブティーなどを選ぶといいでしょう。
遮光カーテンやシートなど安眠できる空間を作る
もっと寝たいのに日光で目が覚める場合は、寝室のインテリアをこだわりましょう。
遮光カーテンは一般的なレースカーテンと比較すると重みがあり光の透けなどは楽しむことはできませんが、朝の不快な日差しを防ぎ安眠効果を高めることが期待できます。
それでも光が透ける時は窓の枠に遮光シートを貼り付けると、暗室のように部屋を暗くできるため外が明るい時間でもゆっくり寝たい時に非常に役立ちます。
日中に光を浴びる
良い眠りを確保するための取り組みが大切になります。
精神的なストレスなどで不眠の症状が現れる場合は、病院で診てもらうという方法があります。
病院で処方してもらった薬で治すのではなく、自分でできることをしたいという方も少なくありません。
日光を浴びてセロトニンの分泌を促す成分を摂取することで、夜、眠りにつきやすい状態になる効果が期待できます。
幸せホルモンという表現もされるセロトニンは、脳のホルモン物質の一種です。眠りにうまくつけない原因として、脳内のセロトニンがうまく分泌されていないことがあります。
セロトニンがしっかり分泌されていれば、心もリラックスして、体が睡眠状態にシフトしやすくなります。
脳で分泌されるセロトニンの量が多くなれば、夜、眠りたいと思った時にスムーズに睡眠をとることが可能です。
即座に効果が現れるものではありませんが、徐々に体質を変えていき、眠りやすくしてくれます。
まとめ
以上、眠りが浅く辛い! 安心して眠り身体を休めるための3つのコツとは? でお送りしました。
寝付きが悪くなったり眠りが浅くなる要因には、脳の覚醒や不安症、カフェインの作用、寝室の環境など様々なものがあります。
眠りを妨げる習慣が定着しているか振り返り、生活習慣を変えたりインテリアを工夫するなど眠りやすい環境を整えてみてください。