そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
不景気とはいえ、世界の中でもかなり恵まれている国である日本では、多くの物に囲まれながら暮らしているのが当たり前となっているはずです。
しかし、物が多いからと言って幸福に暮らせているかと言うと、そうは言い切れないというのが現実でもあります。
自分にとって大事な物があれば人は十分に幸せを感じられますし、身の回りの物を減らすことで人生を好転させることも十分に可能なのです。
断捨離を実践するメリット
断捨離とは、自分と向き合い本当に必要な物を選ぶ作業で、不要な物を処分していくことで大事な物だけに囲まれて暮らしていくということです。
元々はヨガの断行、捨行、離行から生まれた言葉となりますが、現代では日常生活に当てはめてより日常的な意味合いで使われることが多くなっています。
似たような言葉に「ミニマリスト」というものもあります。
断捨離はいらないものを減らすという考え方が主流で、ミニマリストは必要最低限の持ち物で暮らすという考え方なので、正確には違う意味なのですが、現代では同じような意味合いで捉えられることが多くなっています。
・部屋がすっきりとして、清々しく暮らすことができる
・自分にとって大事な物が何なのかが明確になる
・無駄な物を買うことがなくなる
・精神的な安定を手に入れられる
・環境に優しい生き方ができる
断捨離を実践することで、このようなメリットを得ることができるようになります。
人生がなかなか上手くいかないなと悩んでいる人も、思い切って断捨離をすることで物事に対する考え方もクリアになり、好転していく可能性も高まったりするのです。
具体的な断捨離の始め方
断捨離を始める際にまず決めておくべきなのが、「一度にすべての場所をやろうとしない(一ヶ所ずつ行う)」ということです。
いきなり部屋のすべての物を断捨離していくとなると、かなりの労力と時間が必要となり、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
「今日はこのクローゼットの中」「来週の休みに違う部屋のクローゼットの中をやろう」というように、一ヶ所ずつ断捨離していくようにしましょう。
保留BOXを用意する
断捨離は、「いるorいらない」の二択だけだと後悔をしてしまう可能性もありますので、「保留BOX」を用意し捨てるべきか悩んだらそこに入れておくようにするのがおすすめです。
こうすることで、いちいち手を止めて深く考えて断捨離をしていく必要がなくなり、スムーズに作業が進むはずです。
一度すべて出してからいるものだけをしまう
例えばクローゼットの中から始める場合、一旦中に入っている物をすべて中から取り出します。
そして、1つ1つの物を「いるorいらないor保留」のどれか判断していくのです。
いるものだけをクローゼットに戻すだけで、一気にすっきりとした空間となるはずです。
使わないものは処分もしくはフリマアプリで売る
断捨離を実践すると、一般的な人であってもかなりの量の不用品が出てくるはずです。
すべて処分してしまう方法もありますが、時間や労力に余裕があればフリマアプリを利用して誰かに再利用してもらうという選択肢がおすすめです。
再び誰かに使ってみらえることで、その物の存在価値が生まれますし、売ることで金銭的なメリットも得ることができるでしょう。
もしも1つ1つフリマアプリに出品する時間や労力がない場合には、リサイクルショップなどにまとめて持っていって買い取ってもらうと良いでしょう。
保留している物を判断する
断捨離を行った際に処分するかどうか決めかねた保留した物は、期限を決めて保管するようにしましょう。
機嫌を決めておかないと、結局決めかねて部屋の中にずっと保管することとなってしまいます。
「1ヶ月以内にいるorいらないを決める」というように、期限を決めておくことで、完全に断捨離が行えるようになるのです。
考えた末に「いる」と決断できなかった物は、処分しても深く後悔することはまずないと言えるでしょう。
まとめ
・断捨離は、不要な物を処分していくことで大事な物だけに囲まれて暮らしていくということ
・身の回りがすっきりとして無駄な物を持たなくなり、考え方もシンプルになるので人生が好転しやすくなる
・一度物を出し、いるものだけを戻していく
・保留ボックスを用意し、迷ったらそこに入れていく(期限を決めているかどうか判断する)